ついに第6回月夜野ジオラマ杯の優秀作品が決定しました。
この場を借りて投稿者の方に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
第6回月夜野ジオラマ杯優秀作品
ご投稿いただいたジオラマをクワガタ業界で活躍されております方々に審査して頂きまして入賞作品が決定いたしました。
グランプリや健闘賞の作品以外にも素晴らしい作品がございますので、
ぜひ他のジオラマ作品も見て下さいませ。
健闘賞
作品名『みんなでチカラを合わせて』 投稿者:みーにゃんさん
作品ストーリー
自分より大きな相手を目の前にした時、
ひとりではどうしようもできない事でもみんながいれば、
家族や友人、恋人、仲間とみんなでチカラを合わせて挑む姿は、
いつもより色鮮やかに見えました。
審査員からのコメント

健闘賞
作品名『森のカフェ『BANANA』の女子会』 投稿者:eiei王さん
作品ストーリー
森の奥深くにあるクワガタ専用カフェ。
甘い香りを放つバナナの看板を目印に、思い思いのメイクをしたクワガタ女子たちが集まり、
気の合うグループでスイーツを囲んで、話に花が咲く。
「あそこのクヌギ行ってみた?」
「ええ、もう4回も行ってきたわ」
「あなた産卵大変だったわね」
「ホント、大変だったわよ!まず、場所が見つからないんだもの」
「あのメクレ、来年もあると子供が助かるんだけど…」
「なら見に行ってみるわ。ほら、私越冬するから」
ちょっと不思議なクワガタトークは、終わることなく続く。。。
審査員からのコメント

メスということで可愛らしさを表現し、きちんとお化粧をしたところにも好感が持てます。 むし社 飯島さん
準優勝
作品名『令和の大発見!』 投稿者:カスピーさん
作品ストーリー
熱帯雨林の奥地から世紀の大発見のニュースが入ってきました。
それは、巨大なクワガタの化石が見つかったと言うものです。日本のネットニュースでも取り上げられ、注目を浴びました。しかし、SNS上では『フェイクニュースだ!』と炎上したのは記憶に新しいと思います。
この地域は、以前にも巨大なトンボの化石が発見された場所で、研究者も注目をしていた場所でした。今回発見されたのは、頭部だけでも4mある巨大な大きさで、慎重に発掘作業が進められています。
発掘をする作業員は『ジャングルの奥地の為、重機を入れられない。その為、手で少しずつ掘り進めている。』と言うことです。
別の関係者にも話を聞くと『今、見えてるのは頭部だけだが、まだ体の部分が埋まっている可能性がある。全身が掘り出されれば、推定10m級のクワガタだ。』と今後の発掘に期待がされます。
今回、このニュースを受け、日本を中心に世界中の昆虫愛好家がスポンサーになりお金を出しあって、今後も引き続き調査が進められるとの事です。
審査員からのコメント

作品の出来も素晴らしいですがストーリーにも強いこだわりがある作品だと感じました。 むし社 飯島さん
優勝
作品名『戦士』 投稿者:Yukiさん
作品ストーリー
樹上で、彼らは出会った。
大顎を振りかざし、向かい合う二頭。
そして、闘いのゴングが打ち鳴らされた。
勝っても、樹液は得られない。
メスに、出会えるわけでもない。
しかし、彼らは戦う。
ただ、本能に従って。
彼らに、理由など存在しない。
ただ、懸命に、生きるだけ。
とても小さな、しかし、限りなく広い、彼らの世界。
大原生林を舞台に繰り広げられる、壮絶な決闘の数々。
沈み行く夕日を背に受けて、がっしと組み合う二頭の戦士。
一瞬の静寂の後、一頭が、もう一頭を、高々と持ち上げた。
彼らは、生まれながらの戦士。
審査員からのコメント

作品を自然の中で撮影したのも一層リアルさを際立て、良かったと思います。
ワイルドプライド 塩倉さん

こんな風に表現されるクワガタは幸せだなと感じます。
TAEさん

今にも動き出しそうなパワフルな作品です。細部の表現に作者のこだわりが感じられます。 むし社 飯島さん
さまざまなジオラマ作品をご投稿いただき、ありがとうございました。
入賞した投稿者の皆様には賞品を送らせて頂きます。
最後に今回ご参加頂いた皆様、審査員の皆様には、重ねて厚く御礼申し上げます。