ブリードルーム

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阿古谷レッドアイ誕生~そして迷い

「蛙の子は蛙」という言葉の通り、ブリードはほぼ親虫の遺伝に直結する。「鳶(トンビ)が鷹を生む」という言葉は生物学的に大げさ過ぎるが、起きて欲しい事だろう。突然変異は外的、内的な要因により遺伝情報の破損、複製エラーから起こる。自然な変異は...
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暑くなる日本!温度管理なしブリードは?Ⅱ

九月初旬、幼虫たちはもぐらず菌糸ビンの上のほうにいた。幼虫の皮膚は人の体温だと暑すぎると聞く。猛暑はカワラの菌糸自体も異常な温度にするのだろう。今回は前回引きつづき温度管理なしで行うオオクワガタ・ブリードについて書く。テーマは六月から八...
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暑くなる日本!温度管理なしブリードは?

過去にあった「お客様の声」が頭に残っていた。飼育レポートは温度管理ができる前提に書かれているが、できない場合の情報がない。そんな感じだったと思う。クワカブ研究所では過去の記事で「東京マンション実験」と称して温度管理なしの実験結果を書いて...
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昆虫プラモとの遭遇

クワガタの魅力は何だろう。やはり、目を惹く点はコンチュウ目中で胴体から前へ突き出る顎でないか。顎の形状はクワガタ科として種によって違う点も魅力だ。先日、「ノコギリクワガタのプラモがある」と聞き、お願いしてサンプルを入手してもらった。 ...
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なぜ、メスばかり巨大化していくのか?

クワカブ研究所は摩訶不思議な状態に陥ってる。オオクワガタのブリードは第五世代に入り、オスが八三・〇ミリで止まって四年が経過したが、メスは低迷期を経て昨年から五五・○ミリ、今年になり○・五ミリずつ刻み五六・五ミリまでサイズアップした。現象...
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ブリードの悩みをAIに答えてもらった!

今、悩みがある。誰に相談すべきか。そうだ、噂のチャットGPTに聞いてみよう。 「オオクワガタのブリードですが、オスは五世代目でサイズアップしなくなりました。どうしたら良いでしょうか?」数百頭の種虫を掛け合わせ、一、二、三世代は順調にサ...
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そこに野山がある限り

この写真は二二年五月十日に撮影された。 今年もまた田植えの季節がやってくる。私は歴史好きで繰り返す営みも好むが、繰り返される災害、疫病、危機も慈愛と感嘆を持って見つめている。コロナ禍は過去の疫病から三年で落ち着くだろうと予測していた。...
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巡り合い!低栄養、低温下の幼虫

レアケースの話は記録に残しておくべきだろう。内容は面白いか分からないが、何かの役に立つかもしれない。二年前、クワカブ研究所は四カ月から六カ月の間、マットの入った二○○㏄カップに低温状態で保管されたオオクワガタの幼虫を受け取った。この条件...
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六年越しでも忘れずに自社血統を評価

自社血統(仮)は二〇二二年羽化オオクワガタに貢献しただろうか。六年前、大型化した個体の一部は共通の種虫から来ていたのを見付け、系統番号を付け自社血統(仮)とした。筆者はその子孫を追いかけることを決めた。二○二二の羽化割出が終わり、データ...
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オオクワガタ多頭数飼育のラスボス

「大きな問題は部分的に解決していく。」この成句は米国心理学者の著作を稲盛和夫氏が訳監した「今できることから始めよ!」に書かれている。クワカブ研究所はブリードという大きな問題を、好不調の波や限られたリソースの中で一つ一つ解決してきた。二○...
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