ブリードルーム

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コストダウンの道程は長いよ!

物価高の波は生活だけでなくブリードにとっても打撃だ。菌床、菌糸ビン、生体は原材料高だけでなく温度管理のための光熱費ものしかかる。コストダウンは即効性のある対策が限られ多くが時間を要する。予言していた?クワカブ研究所はコロナ前からパフォー...
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評価するって難しいよ

クワカブ研究所は新しい菌のテストを行っている。菌床や菌糸ビンのコア材料である種菌はブリードしてはじめて評価できる。昨年の秋にスタートしたオオヒラタケ系の新菌テストは羽化割出が終了するのを待つだけになった。問題点は評価方法だ。 評価ポイ...
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恥を忍んで大反省会~Hヘラ編

「Hヘラのブリード、はじめました」と言いたいところだが結果は微妙だった。時に報われないこともあるが挑戦は勉強になる。本音は恰好の良いところをみせたかった。今回のテーマは恥を忍んで失敗の考察としたい。 まずは結果だが十八ペア中、四ペア計...
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岡山レッドアイ五代!その未来は?

「親が同じクワガタは五世代まで繰り返し累代できるが、六世代目でぱったりと産まなくなる」と聞いたことがある。これは経験則なのか、都市伝説なのか。十年前に、たまたま入手した岡山産レッドアイ血統は昨年でちょうど五世代目の羽化を終えた。同一の親...
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古人の叡智はブリードに通ずる

『覆水盆に返らず』は中国の故事で、一度したことが元に戻せないことをいう。昆虫のブリードはこの言葉がよくあてはまる。やってしまった事は悔やむより未来に向かい再発防止や深い理解に役立てたいものだ。筆者が大切にする古人の叡智は意外と昆虫ブリー...
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ふりかえり

時は川の流れに例えられる。人の取り組みが単純に一本の川の様ならば、ふりかえりは簡単である。ブリードは前にしかけた虫が羽化する前から、次のペアリングを始めることがざらにある。時間軸が並行する中で、ふりかえりはいつやるべきだろうか。 クワ...
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カワラ産卵セット「新」注意点と対策!

二○二二秋のブリードは大きな転換点になる。オオクワガタのブリードは全ての産卵セットをオオヒラタケ系からカワラに切り替える。オオヒラタケ系の実績は十分あるが、カワラとなると未知な部分も残る。ここまでのテストは順調だったが、環境の悪い東京マ...
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幸福の虹

五月九日は一日中降った雨が夕方にあがり、月夜野きのこ園の南に見える赤城山を覆うような大きな虹が架かった。いつもなら億劫がるところだが、一キロほど車を走らせあとに、私は集落の路肩に車を止めた。虹はカメラフレームに写り込み記録された。流...
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成功要因をストーリーにしない

二〇二一年秋のブリードはキセキ的な数字を叩き出した。オオクワの産卵頭数はベストシーズンの春を上回る数値になった。はっきりとした要因は分からない。思い当たる節はあるが強引に論理立てして成功要因を作り上げないようにしている。 コロナ禍の二...
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転んでもただでは起きないⅡ~キノコ発生編

またもミスがあった。実験で使ったクワガタ用菌床は六カ月以上も棚に放置されていた。キノコは袋のフィルター部分から外へ伸びていた(写真1)。この期に及んでは菌床を無駄にするより、キノコの発生実験で少しでも傷跡を残そうと決めた。 前置きをし...
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