ブリードルーム

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いざ、二〇二二・ブリードシーズンへ

昨年は何をチャレンジしましたか。私はドローンに挑戦しました。昔は国内外を動き回る生活をしていたので、コロナ禍で空からの景色が恋しくなりました。写真は月夜野から遠くない沼田の河岸段丘です。段々に見える地形は片品川が流路を変えながら赤城山の...
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転んでもただは起きない~カワラ編

「発見はミスから生まれる。」なんて恰好をつけたいが、今回の事はただのミスだった。実験で仕掛けたカワラ一四○○㏄菌糸ビンは交換時期を過ぎても放置された。その結果、カワラ菌糸ビンは極限状態でどこまで耐えうるか知ることができた。 カワラ菌糸...
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オオクワガタ三回目の産卵実験

メスは三回も産むのか?前回はオオクワガタ二回目の産卵実験について書いた。今回は三回目の産卵実験と、一年前に交尾させて冬眠を経たメスも同時にしかけた。実験結果は今年のメスが想定通りだったのに対して、昨年のメスで仮説が打ち砕かれた。 今年...
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やらない理由はない!二回目の産卵

六、七月の記事は産卵セットの実験データについて書いた。小ケースに菌糸を詰めた「産卵セット」は交尾済みのメスを入れるだけで産卵させることができる優れものだ。第三弾は一回産卵させたメスを二個目のケースに移した場合にどうなるかである。今回の実...
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コロナ禍とブリードの遠くて近い関係

コロナウイルスは一年半経過しても現代科学技術で抑え切れない。ウイルスは原始生物の時代から存在したそうだ。生物の進化はウイルスが影響したと考える説がある。コロナウイルスはコウモリの体内なら悪さをしないがヒトにとって害になる。ふと、コロナ禍...
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必見!産卵セット観察~後編

前回までのあらすじは、お客様から「メスがすぐもぐるが大丈夫か?」という声が届き、産卵セット五ケースにオオクワガタのオスとメスを入れ行動を観察した。結果は大部分のメスが交尾後二日以内にもぐった。今回は産卵、孵化の結果とクワカブ研究所的産卵...
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必見!産卵セットの観察~前編

お客様から産卵セットについて「メスがもぐってしまった。どうしたら良いか」という声が複数あった。 【実験】 五ペア(一ペアは羽化不全のメスを使用) 【方法】 オスとメスは一緒に産卵セットへ入れる。オスは三週間後に取り出す。 【温...
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データを味方する見方2

データは時に人を一喜一憂させる。新型コロナウィルスは日々の数字で語られるが多いが、本質をきちんと見抜けているだろうか?データは時に発信者の意図を強調するために利用される。データを作る時、見る時は必ず「本質は何か?」問うことが大切である。...
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大量ブリードをドライに見ると

大量生産はQ品質、Ⅾ納期(リードタイム)、Ⅽコストのバランスが重要である。数を一定期間に求め過ぎた場合は、品質が悪化し、コスト増につながる。サイズなどの品質の高さを求め過ぎると、コストは膨らみ、完成時期が遅くなる。バランスのとれた生産は...
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汎用化テクノロジーと拡張感覚による観察

ドローンは生身の人間が見ることのできない風景を拡張感覚的に可視化する機器だと気付いた。読者は誰かが撮った航空写真と比較した場合に同じだと考えるかもしれない。しかし、自分の意思で飛ばしたドローンの場合は、あたかも自分がその場に行って見た光...
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