パラワンヒラタのペアリング!はたして上手くいくのか!
凶暴なクワガタとして有名なパラワンヒラタのペアリングを再現している作品です。
作品タイトル『安堵の瞬間』
作品ストーリー
大型種のブリーディングはリスクを伴います。
凶暴なパラワンヒラタであればなおのこと・・・
そんな緊張のペアリングを標本で再現してみました。
飼育者の思いが叶い、2匹はしっかり繋がってくれました。
これからの産卵セットに期待が膨らみます。
「安心してください!入ってますよ!」 安堵の瞬間です。
応募作品
作成者コメント
とにかく交尾器を出すのに苦労しました。
クワガタは死後冷凍し、数か月経ってから沸騰直前くらいの高温のお湯に浸けて、足がクタクタになるまで軟化させました。
♂のゲニタリアは虫ピンで出せましたが、♀の産卵管を引っ張り出すのには苦労しました。
交尾器をつなげたまま展足するのはある意味、本当のペアリングより気を使いました(笑)
乾燥後、はみ出した♂の外輸精管を取り除いて完成させました。
作成者プロフィール
投稿者:けむりだま
ジオラマ歴:昨年もジオラマ杯に参加していました。飼育がメインですが、思い出のある虫は標本にして残しています。簡単なジオラマは小学生の頃作ったのが最初です。
クワカブ飼育採集歴:小さいころから虫が好きで、特に甲虫類とトンボ類はシーズンになると観察&採集をしに野山へ行って駆け回っています。
パラワンヒラタクワガタのオスとメスの交尾器がつながっているが、本当に生きていてペアリングをしているかのように感じる作品です。交尾器もうまく取り出されているのもすごいと感じました。パラワンヒラタクワガタのペアリングが成功した瞬間を見事に再現しています。