クワガタの居場所を表現した作品です!
作品タイトル『クワガタの森』
作品ストーリー
毎年、採集及び観察に行く近所の雑木林をイメ-ジして再現しました。樹液を吸おうとするもの、メスを求めるもの、若干見にくいですが下に隠れているもの、木のウロに入ろうとするものや出るもの、様々な場面を自然の朽ち木と共に一場面に表現しました。梅雨から夏にかけて、彼らの生命の営みを、愛情を込めてこの作品に仕上げました。
応募作品
①
②
③
作成者コメント
昆虫ジオラマの難しいところは、まずカブクワは亡くなると直ぐに関節がガタガタになることが多いので、程よいタイミングで止まり木等に固定するところです。足のパ-ツが外れてしまうことも多いので、使わなかった生体の足を毎年少しずつストックしています。またクワガタは亡くなったことに気づかず、ちょっと目を離した隙に、他の個体に遺体をバラバラにされてしまったことがあるので、ジオラマになりそうな個体は単独飼育しています。
製作する際には、自分で通った樹液酒場や御神木での様子を、なるべくそのまま再現して自然な様子を表現するように心がけています。喧嘩等も面白いのですが、実際にはあまり目にしたことはなく(特にカブ対クワ)、自分の作るジオラマは大体が適度な距離感で生体が置かれています。
見て頂きたい箇所は、そのような自然な昆虫たちの様子を表現したところです。
作成者プロフィール
投稿者:びいすけさん
ジオラマ歴:5年ほど前から昆虫(カブトムシ・クワガタムシ・蜂)ジオラマを作成しています。以前は亡くなってしまうと庭に埋めていたのですが、「そうだ。標本にすれば、そのままの姿で残して置ける!」と思い立ったのがきっかけです。最初は普通の標本をしていたのですが、途中から「ジオラマ風にすれば、もっと生き生きと昆虫の姿を再現できるじゃないか?」と思い立ち、今では毎年2~3個作っています。
クワカブ飼育採集歴:少年時代は田舎に住んでいたので、毎年カブトムシ採りをしていました。大人になってすっかりご無沙汰していたのですが、10年ほど前からなぜか昔を思い出し、また採集、そして飼育にハマっています。