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ブリードルーム

ニ〇二〇年の振返り~過去記事の実証【前編】

ニ〇二〇年も暮れ、今年の漢字は「密」だった。筆者は「禍」と予測したいが二位だった。クワカブ研究所の漢字は「可」としたい。「可」は成績なら秀、優、良、可、不可と下から二番目だが、一方で可能性の「可」でもある。

オオクワガタ選抜方式ブリードは第四世代の羽化割出を終えた。評価ポイントのひとつは「八〇ミリ以上のオス」の頭数、サイズである。頭数は世代間で三頭(図2)から一二頭(図1)へ増え、最大サイズも二ミリ大きくなった。結果は悪くないが、今回フォーカスしたいポイントは、数字上の改善よりも他にある。

一つ目のポイントは、過去の記事で書いたサイズアップの仮説が一つ実証された点である。その記事とは、二〇一九年九月号「サイズアップ因子?」である。サイズアップ個体は九割に能勢YGの血が入っていたという内容だった。ペアリング表(図3)によると、今年のハ〇ミリアップは、父、母問わずT1878族とT1930族の血が目立つ。データのカタヨリは、再現性のある要因が内包されていると考えられる。

T1878族は血統表(図4)によると、第一世代に八二ミリの能勢YGが入っている。また、T1930族(図5)は、同様に母系ラインに能勢YGが含まれ、4×4でインブリードになっている。加えて、二つの血統の共通点は、佐賀県筑後川流域と久留米の血が入ってることだ。二つの地域は、筑後川の対岸にあたり近親血統の可能性がある。

能勢YGと久留米産は大型個体を輩出する血統だと知られている。興味深い点は純粋血統でなくても、組合せによってサイズアップ因子が発動する可能性がある。五世代目もこの傾向が続くか確認していきたい。後編はもう一つのポイントである二年前に記事の注目血統T1458について書きたい。(吉虫)

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