第10回 2024月夜野ジオラマ杯優秀作品表彰ページ

第10回ジオラマ写真コンテスト

ついに第10回月夜野ジオラマ杯の優秀作品が決定しました。
皆様からさまざまな作品をご投稿いただき無事に幕を閉じることができました!
この場を借りて投稿者の方に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

第10回月夜野ジオラマ杯優秀作品

ご投稿いただいたジオラマをクワガタ業界で活躍されております方々に審査して頂きまして入賞作品が決定いたしました。
グランプリや健闘賞の作品以外にも素晴らしい作品がございますので、
ぜひ他のジオラマ作品も見て下さいませ。

健闘賞『〜夏夢〜』|投稿者:クロガネさん

 

作品ストーリー

子供の頃の1番の楽しみと言えば、夏休みに連れて行ってもらえる伊豆旅行でした。
伊豆は海と山に恵まれていて、昼は海水浴、夜は虫取りを楽しむことが出来ました。そんな伊豆旅行の中で、一度だけビーチの上をタマムシが飛翔していることがありました。手が届く距離ではなかったので逃しましたが、人生で初めて見たタマムシだったので強く記憶に残っています。
今回はタマムシの代わりにニジイロクワガタを用いて、その時の風景を再現しました。
まだまだ夏まで長いですが、このジオラマをみて少しでも童心に帰っていただけたら幸いです。

審査員:ワイルドプライド塩倉さん・三森さんからのコメント

塩倉さん
塩倉さん

体を力強く反らしながら、翅を大きく広げて青空を飛ぶニジイロクワガタの姿は、迫力満点で、文句なしです。
ただ、彼らの真の姿を知るために、海外の現場を回ることが多い僕は、正直ファンタジーよりは、リアルさをジオラマに求めています。
夏の思い出を表現したとのことですが、これだけニジイロクワガタの空飛ぶ姿をしっかり表現出来るのであれば、僕的には、オーストラリアの森の林道を飛ぶというシチュエーションだったら、もっとリアルで素晴らしい作品になったのでは?とその風景を想像してしまいます。
次回も力強い作品を期待しています。

三森さん
三森さん
まず作者の方の行動力に凄みを感じました!
締め切りギリギリに知って、来年あったら応募しようとなりそうな所を急いで材料を集めて作品を作り始める熱意に早めの夏を感じました。
飛翔標本も大空を「自由だぁ!」言いながら飛び回ってるようなニジイロクワガタに無事に羽化できてよかったねと微笑みながら見れる作品だと思います。

 

準優勝『雌雄決する瞬間』|投稿者:加賀みのむしさん

 

作品ストーリー

2匹のヘラクレスオオカブトが自然の中で争っている場面を表現しました。
圧倒的な力の比べ合いの末、強靭な爪と体幹で動かない者と粘りを見せるが半分浮かされた者とで決着が着く瞬間を切り取りました。世界最大のカブトムシ同士が全力をぶつけ合う様は小さなお子様から大きくなった私たちまで誰もが一度は憧れるものですね。

審査員:飯島さん・Taeさんからのコメント

飯島さん
飯島さん
何時になってもこのようなシーンはドキドキします。大きなオスが小さなオスが持ちあがげ雌雄が決する瞬間、爪がはがれフセツの力が抜けていく様子がリアルに再現されていると思いました。
Taeさん
Taeさん

ヘラクレスオオカブト同士が闘っている姿がとても躍動感があってヘラクレスのカッコ良さ、強さをリアルに感じれました。
とてもカッコいいです!

 

優勝『カブトムシの生涯』|投稿者:おえさん

 

作品ストーリー

夏の昆虫といったらカブトムシ!しかし、夏が終わるとぱったりと姿を見せなくなる。
でも、また次の夏には再び姿を見せてくれるカブトムシ。カブトムシは夏が終わると一体どこへ行ってしまうのだろう。
夏の時期以外のカブトムシがどこでどんな生活を送っているのかを探るため、カブトムシ達が暮らしている雑木林の一部を切り取って彼らの生涯を追ってみよう!

審査員:飯島さん・三森さんからのコメント

飯島さん
飯島さん

この作品のタイトルと写真を見て、失礼なことに普通のジオラマかと思っていました。しかし、作品のページを開いてびっくり、土中の中での産卵~羽化までの様子をリアルに再現されてしました。幼虫と蛹は本物を使用しており、製作者のこだわりと熱意が感じ取れました。

三森さん
三森さん

流石に凄すぎないですか!?
資料館にあってもおかしくないカブトムシの一生もわかる標本で蛹や幼虫を標本にする根気のいる繊細な作業に卵などの人工物を本物のように再現する知恵が詰まった生で見てみたいと足を運びたくなる作品だと思います。

さまざまなジオラマ作品をご投稿いただき、ありがとうございました。
入賞した投稿者の皆様には賞品を送らせて頂きます。


最後に今回ご参加頂いた皆様、審査員の皆様には、重ねて厚く御礼申し上げます。

 

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