【カブトムシの生涯】クワカブジオラマ写真コンテスト:エントリーNO4

第10回ジオラマ写真コンテスト

カブトムシの成長過程を表現した作品です!

作品タイトル『カブトムシの生涯』

作品ストーリー

夏の昆虫といったらカブトムシ!しかし、夏が終わるとぱったりと姿を見せなくなる。

でも、また次の夏には再び姿を見せてくれるカブトムシ。カブトムシは夏が終わると一体どこへ行ってしまうのだろう。

夏の時期以外のカブトムシがどこでどんな生活を送っているのかを探るため、カブトムシ達が暮らしている雑木林の一部を切り取って彼らの生涯を追ってみよう!

応募作品






作成者コメント

最も苦労した作業は、幼虫と蛹の標本作成です。私は幼虫や蛹の標本作成は初めてのため、インターネットや文献を調べて試行錯誤しました。
幼虫の標本は何とか形になり一安心でしたが、蛹の標本は妙なツートンカラーになってしまいました。半年かけて乾燥させたためやり直しが出来ず、これが唯一の心残りになりました。

蛹になった後の幼虫の脱皮殻や羽化時の蛹の殻を保存してジオラマ内の蛹室にアクセントとして加えました。
唯一、卵の標本は作成困難と判断し、乾燥に使用した脱湿用のビーズを塗装して制作しました。

台座は、スタイロフォームを芯に紙粘土で窪み(各配置用)を整形してベースを作成。雑木林から入手した落ち葉や腐葉土、木の枝やどんぐりをベースに貼り付けています。
雑木林から入手した材料は全てアルコールに浸けて殺菌してから使用しました。アルコール漬けの影響で色落ちしてしまったものは、アクリル絵の具で追加塗装しております。

①産卵→②卵(孵化直前)→③1令幼虫→④2令幼虫→⑤終令幼虫→⑥前蛹→⑦蛹→⑧羽化直後→⑨旅立ち(飛翔ポーズ)→⑩出会い(交尾)→⑪旅の終わり(死骸)の順で時計回りになるように配置しています。

成虫エリアは、ちょっと不自然な木の配置になっています。本来であれば一本の木に配置すればキレイに見えると思いますが、あくまで⑨旅立ちと⑩出会いは、別の時間軸の流れとして見てほしいため、敢えて別々の木を配置しました。

作成者プロフィール


投稿者:おえさん

ジオラマ歴:標本作成4年程、ジオラマ作成2作目

クワカブ飼育採集歴:飼育&採集は5年目。現在飼育しているゾウカブト達(4種)の羽化不全が多く四苦八苦してます。

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