メスへの思いやりを表現した作品です！
作品タイトル『夏の夜の決戦〜パートナーを守るため〜』
作品ストーリー
真夏の夜の森の樹液場で出会ったミヤマクワガタとノコギリクワガタ。それぞれのパートナーを守るため、オス同士の熱い戦いの火蓋が切って落とされました。
メスの声援を受け、体格で勝るノコギリクワガタの胴体をがっちりホールドしたミヤマクワガタ。敗色濃厚のオスを見て、ノコギリクワガタのメスは逃げようと羽を広げます。
応募作品
①
②
③
作成者コメント
昨夏、ミヤマクワガタの初の自己採集を目標に栃木県に一家で旅行しました。その際に採集できた個体を形に残したいと思い、この標本を制作しました。
ノコギリクワガタも地元の公園で家族で自己採集した個体です。子供たちのオーダーでこの2頭をメインに制作しましたが、自然界では決して出会うことのなかった2頭を同じ舞台で戦わせられたことが、ジオラマ標本の醍醐味ではと思っています。
またより躍動感を出すためにメスは展翅標本にしたこともポイントです。国産種なので1頭1頭に派手さはありませんが、賑やかなクワガタの世界を再現できたらと制作しました。
技術的にはまだまだのところばかりかと思いますが、思い出の個体たちをこの小さな世界の中で長く輝かせたいという思いを感じ取っていただけたら嬉しいです。
作成者プロフィール
投稿者：love beetlesさん
ジオラマ歴：標本は一昨年にキットを使って作ることからスタートし、昨年初めてジオラマ標本を制作、今年は国産、外国産合わせて10作品程制作しました。子どもたちがいつでも見られるように部屋に飾るため、インテリア性も考えたケースや装飾を使って制作しています。
クワカブ飼育採集歴：クワカブの飼育&採集は一昨年に国産カブトムシのメスを道端で見つけたことをきっかけに開始しました。その夏に初めて家族で昆虫採集に出かけ、翌年には地元の公園や雑木林はすっかりテリトリーに。今年は旅行も兼ねて栃木県や埼玉県に足を伸ばし、初のミヤマクワガタ採集も達成しました。飼育については自己採集の国産カブトムシ、国産ノコギリクワガタのブリードに加え、外国産はヒラタ系や、ニジイロなどの色虫、大型カブトなどを飼育しています。初めは観賞用でしたが、今はブリードも何種かしています。
