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続・有力母系の誕生か?

今回のテーマは数カ月前の記事「有力母系の誕生か?」の「続」編だ。オオクワガタ【母系1619】は果たして、サイズアップを促す有力母系なるのだろうか。クワカブ研究所は、スタート時からサイズアップ要因として母系重視の仮説を持っていた。苦節8年...
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東京実験二〇一八(2) ~非対称な成虫たちと遺伝について~

東京実験第2弾は、オオクワガタのアゴ奇形が遺伝するかである。親虫は昨年の記事で「カッコいい奇形」として紹介した、内歯が外に2本突き出ている個体だ。このオスはアゴに奇形のないメスと交尾をさせた。産まれた子は、一見すると正常に見えたが、写真...
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東京実験二〇一八(1)~「アホ」なこと続ける~

「イノベーションはガラクタから生まれる」 このフレーズは『京大的アホがなぜ必要か~カオスな世界の生存』という本にある。現代は樹形図型と呼ばれる理論的思考を重視する。しかし、多くのブレークスルーは、ミスやガラクタだと思っていた知識や結果...
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真の技術を身に付けた日

新しいペアリングシーズンはみなかみ町の遅い春と伴にやって来た。クワカブ研究所周辺の田は水が張られ、苗が水面を埋めつくしていく。今年は新施設で3回目のブリードシーズンだ。オオクワガタの幼虫数は、前年を上回るペースで推移している。 もし、...
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変形?『T1963SR2M710-7』

ある日、特殊な形状をしたオオクワガタが産まれていると報告があった。このオオクワガタは前胸背板が盛り上がっており、前頭と前胸背板の間がくびれていた。当然ながら、この虫は出荷対象から外れた。 商品という観点からみて、この虫は奇形である。し...
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サイズアップ因子?

今年の4月は2015年以来の雪が降った。4年前と言えばクワカブ研究所が環境コントロールの難しい部屋で苦戦していた時期だった。今、みなかみ町南部の桜は満開にして、5℃を切る夜もあることから、花持ちの良い春となっている。平成最後の4カ月はも...
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有力母系の誕生か?

3月10日は、群馬県にある日本で2、4、8番目に古い石碑の公開日だった。これらは上野三碑と呼ばれ、紀元681年から726年までに造られた。一つの石碑に、当時は夫婦別姓、母系重視だったことが刻まれている。ブリードルームは立ち上げ時に、オオ...
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暖房が仇に!

悩ましい問題は纏わり続ける。研究所の目標はオオクワガタ量産時に羽化率を80%以上にすることだ。1本目の菌糸ビン交換時は幼虫死亡率を10%以内に抑えたい。改善を試みたが、2018年春シーズンは21%越えと不本意な結果となった。 1本目の...
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暖冬の影響は?

今冬は暖冬だと言われている。年末年始から寒さが身に染みる日は増えたが、暖冬が撤回されるまでに至らない。幼虫の成長度は昨年に比べ早くなる可能性が高くなっている。菌糸ビン交換の時期は早まり、部材調達の計画に見直しが必要になるだろう。 ブリ...
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融雪

一つの成果は新たな負荷を生む。幼虫がたくさん生まれた事は、来年の作業量を増化させる。幼虫数の増加数はブリードルームの規模だと、千数を超えるレベルになる。今迄の方法ではこなせない!ゼロベースで考え直さなければならない。 まるでパズルだ。...
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