持続的トライ&エラー

マガジン-201804-1-P1020337 ブリードルーム

月夜野きのこ園ブリードルームでは、月夜野きのこ園での昆虫の飼育や産卵などについてを発信していきたいと思います。第42回は「持続的トライ&エラー」についてです。

成功の法則

成功のために、我々は運を必要としているだろうか。自身の経験を謙虚に思い浮かべると、上手く行ったことは、自身の力以上に運が見方している。あの時、あの場所で、あの機会がなれば…。成功は、個々により定義が様々だが、法則性があるそうだ。

この二週、産経ビズは幸運を導く法則や、成功者の条件を掲載している。記事の共通点は、たくさん試し、持続することである。また、求められる資質は、懸命に打ち込み、諦めず、最後までやり通す力としている。いわゆるオタク気質は、ものごとを極めるために必要なのであろう。

トライ&エラーと運

話は変わるが、「一万時間の法則」と呼ばれる経験則がある。専門家、熟練者(エキスパート)のレベルに達すために、大体一万時間はかかるという考え方だ。一万時間は、毎日二・八時間を費やせば十年で達し、週四〇時間ならば約五年の歳月を要とする。仕事は五年間、のめり込み方にもよるが趣味は数十年続ければ、エキスパートの域に到達するということになる。

エキスパートと成功者はイコールではない。仮に成功を世の中で認知されることや、高い目標(夢)の具現化とすると、出会いやチャンスなどの運は、成功のために不可欠であろう。ただ、その道程は、小さなトライ&エラーを繰り返し、持続することにある。クワカブのブリードは、基本的に年単位で一巡するため、気長な取り組みが求められる。さて今年は、どんなトライ&エラーをしようか。(吉虫)

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