月夜野きのこ園では、昆虫飼育で感じる喜びや出会った物語を皆様と共有したいという想いから『私とくわがた物語』というコーナーで飼育の魅力を発信していきたいと思います。第5回は通信販売部の御園生研二の物語。社会人として初めて務める会社でどう仕事に取り組むかやクワガタ・カブトとの触れ合いをご紹介させて頂きます。
「仕事をする」という事の大変さ
こんにちは、通信販売担当をしています御園生です。月夜野きのこ園に入社して3年目になります。社会人として初めての会社となる為、日々頑張って仕事に励んでおります。
仕事としては主に注文の受注や月夜野きのこ園のサイトのデザインを担当しております。
私が入社した頃は主に注文業務の他にきのこの成長を計測する機械のシステム作りの手伝いとしてプログラミングをしておりました。プログラミング自体は、情報学校で勉強していたので簡単かなと思っておりましたが、計測でどのような機能が必要なのかを聞いて、内容をまとめて、一からプログラムを作り上げていくのが意外と大変な作業でした。
またインターネットの注文業務をしていましたが、その後電話注文も受けるようになりました。電話注文を始めて受けた頃はお客様と話す際に、声が小さかったり、注文内容を聞き間違えてしまったりと、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、ミスをなくす工夫や分からないことを受注を担当している先輩から「恥ずかしがらずに話す」「紙に書いてみるといい」「この質問にはこう答えた方が分かりやすい」などと教えてもらいました。
クワガタ、カブトムシとの触れ合い
ご質問を頂いていく中で、一番調べるのに時間がかかったのは、昆虫についてのご質問でした。
私はきのこ園に入社する前までは、クワガタ、カブトムシについてあまり知識がありませんでした。
経験としてある事と言えば子供の頃にクワガタやカブトムシを友達と採取にいき、大きそうな昆虫が取れたりしたら友達や家族に自慢をしていたものです。採取したクワガタやカブトムシをどうやって育てればよいかなどに詳しくなく、ゼリーや枯れ葉を入れただけのケースで飼育をしていたぐらいです。その為、お客様のご質問やご要望に的確に答えができず、失敗をしてしまい、お客様に大変ご迷惑を掛けてしまうことがあります。
きのこ園に入社してきのこのこと以外にも昆虫についても知識が必要になるとは思いませんでした。今は、クワガタ、カブトムシの飼育や産卵のことについて少しずつですが、会社の先輩や飼育担当者から飼育や産卵の方法を聞いたり、月夜野きのこ園のホームページの飼育日記や飼育マニュアルを確認したり、実際に飼育されているクワガタやカブトムシにエサやりや、ケースに入っているマットの交換をしたり、オオクワガタを飼育してみたりと、様々なことに挑戦し、昆虫への知識を深めています。
様々な事への挑戦
他にも商品の梱包作業をしてどのようにしてお客様に商品が届けられるか、様々な種類のクワガタやカブトムシを実際に見ることで、どのような特徴を持っているかや、エサにはなにがいいかを確認したりしました。今では、先輩から教えていただいた事を実践して、紙に注文内容を書くことで注文の間違いが無くなってきたり、声も大きくして一言ずつはっきりと話していくことで、お客様にご注文内容が伝えられるようになりました。
また昆虫についてのご質問に対しても、オオクワガタやカブトムシ、ニジイロといったメジャーな昆虫ですが、幼虫のエサには何がいいか、幼虫がいつ頃に成虫に羽化するかなど的確に答える事ができるようになりました。入社した頃に比べて電話の際にご質問やご注文にもスムーズに対応ができるようになりました。
「ありがとう」「参考になった」という声を頂いた時は大変嬉しく思いました。現在は注文業務をするかたわらで月夜野きのこ園のサイトを活気づけるということで昆虫のジオラマ投稿ページや、特集記事の作成、特価商品のバナー作成などより広くお客様に月夜野きのこ園を知ってほしいための取り組みをしています。
少しでもお客様にご満足頂けますよう日々勉強をしていきます。最後となりますが今後ともどうかよろしくお願い致します。