
年一回は書こうと思っていた…地域の紹介です。十一月最初の週末は南関東から客人が来訪したので利根沼田地域を案内した。場所は地域の中から玉原高原と定番の沼田の河岸段丘にした。ちなみに利根沼田は群馬県沼田市、利根郡片品村、川場村、昭和村、みなかみ町が含まれる。
「玉原(たんばら)」と読めないらしい…難読地名ということが判明!選択理由は紅葉が先取りでき、「群馬県クマ出没マップ」で十月後半以降に熊の出没がない事が決め手となった。筆者は熊と遭遇したことがあるが、地元でも見たことがない人が多いようだ。
玉原への道程は沼田ICから南北に縦長の発知川の谷間を水源まで進む。「発知(ほっち)」も難読地名だ。道中には月夜野きのこ園が二○一二年にはじめて昆虫イベント「世界のクワカブカブト展示会」を開催した「サラダパークぬまた」がある。現在は「世界のクワガタ・カブト大集合」を「ノルンみなかみスキー場」で開催している。懐かしい…。
第一の目的地は迦葉山弥勒寺。弥勒寺は嘉祥元年(848)に開創した寺院で、天狗面を奉納する習わしがある。ちなみに、沼田まつりは女性だけで担ぐ天狗みこしが見どころの一つだ。寺院は標高九二五m付近にあり今年の遅い紅葉でも先取りできた。
さらに標高一一七七mまで車を進めると玉原ダムがある。スペックは堤高一一六m、堤頂長五七一mのロックフィルダム。玉原ダムはみなかみ町の藤原ダムとつながり夜間電力を使用して揚水発電を行っている。ダムと紅葉の光景はシンプルに最高!
最後は玉原湿原で尾瀬ヶ原のミニチュア版の様な場所だ。湿原は窪地で標高一一六○m、草が紅くなる草紅葉が確認できた。静寂と紅葉は無と有の狭間にあり心落ち着く風景。それでも人はまばらにいて、「熊、みました?」と聞くと「気配がない」と言っていた。(吉虫)


