kinokoen123

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カワラ菌糸って何モノだ?~構造の理解

最近、ユーチューブで先端科学者の動画をみている。筆者は天文学や物理学、科学全般が好きだ。一方で仕事は生産管理、品質管理が中心で工学寄りだ。動画を見まくって気付いたことがある。一流科学者は現象と原因を取り巻く構造全体を理解しようとする。話は変...
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ダーウィン

チャールズ・ダーウィンは世界で知名度が最も高い人物の一人である。ダーウィンという人物名は驚くべきことに「自然淘汰」や「進化論」と同義語のように扱われている。彼は人間の社会、存在意義にパラダイムシフトをもたらした。ブリードする一人としては、ダ...
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思ったのと違う~もしかして疑似相関?

何年も経験を積んでも、「思ったのと違う」という場面はある。悪い結果は悲劇に、良い結果は幸運に感じてしまう。想定外の事は経験値だけでなく、データを使っても起きる。この世界は人知を超えた複雑さを持ち、データ解析で見付ける相関関係の裏に、因果関係...
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絶対やっちゃいけないこと~失敗からの教訓

凡人は頭では分かっていても、反することをしてしまう。論理的に頭で分かることはできることと違う。失敗は向き合うほどに重く教訓として残る。ブリードは本来自由だが、絶望的なダメージを生まないため、絶対やっちゃいけないことがある。ブリード方法を変更...
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本当に累代を重ねた結果か?【後編】

前回の記事は【前編】として「ツメ開かない」という異常について書いた。今回は続きなので、この症状が分からない人は前の記事を探して欲しい。疑念は安易に異常の原因を累代することだ。今回の記事は三つの推定原因を立ち上げ、今後の検証プロセスを書く。第...
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本当に累代を重ねた結果か?【前編】

「くるーきっとくるー」。筆者はホラー映画を見ないが、「リング」の主題歌にあるフレーズくらい知っている。ブリードは累代を繰り返すと問題が出ると聞くので「きっとくるぞー」と待っていた。ドキドキしながら累代を続けること五世代、異常事態は予想通り発...
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ホビーは自然と人工と人生のはざまに

筆者は数年に一度マイナーなドラマにはまる。今回はテレ東系の「量産型リコ」だ。概要はプラモデルというホビーを通したヒューマンドラマだ。はまるドラマは大体にして物語の背後に自身、又は住む世界と深いつながりを感じさせる。私のいるブリードの世界はプ...
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参考にして欲しい失敗談~カワラ菌糸ビン

カワラ菌糸ビンの管理はオオヒラタケ系と比べ厳しいほうが良さそうだ。前回の記事はオオクワガタ・オスの平均サイズ七五ミリの目標達成目前でカワラ菌糸ビンに変更してダウンした話を書いた。問題点はそれだけでなく、幼虫の死亡率が高いこともある。原因追及...
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平均の中身となぜ5回

昨年半ばまで、クワカブ研究所は二〇一二年に設定したオオクワガタ・オスの「継代後の目標平均サイズ七五ミリ以上」を超えようとしていた。しかし、年次集計の結果は七二・〇ミリとサイズダウンだった。中央値は七三・五ミリと平均よりも大きく出た。今回は平...
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「0対策」~人より虫の都合で!

二〇二三年はクワカブ研究所にとって最悪の年だった。改めてオオクワガタの年次集計を行うと、各種データは軒並み悪化していた。要因はすでに分かってる―生産手法を虫より人(工数)に合わせて変更したためだ。唯一上昇した数値は「0対策」だった。「0対策...
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