ブリードルーム

古人の叡智はブリードに通ずる

『覆水盆に返らず』は中国の故事で、一度したことが元に戻せないことをいう。昆虫のブリードはこの言葉がよくあてはまる。やってしまった事は悔やむより未来に向かい再発防止や深い理解に役立てたいものだ。筆者が大切にする古人の叡智は意外と昆虫ブリー...
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ふりかえり

時は川の流れに例えられる。人の取り組みが単純に一本の川の様ならば、ふりかえりは簡単である。ブリードは前にしかけた虫が羽化する前から、次のペアリングを始めることがざらにある。時間軸が並行する中で、ふりかえりはいつやるべきだろうか。 クワ...
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カワラ産卵セット「新」注意点と対策!

二○二二秋のブリードは大きな転換点になる。オオクワガタのブリードは全ての産卵セットをオオヒラタケ系からカワラに切り替える。オオヒラタケ系の実績は十分あるが、カワラとなると未知な部分も残る。ここまでのテストは順調だったが、環境の悪い東京マ...
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幸福の虹

五月九日は一日中降った雨が夕方にあがり、月夜野きのこ園の南に見える赤城山を覆うような大きな虹が架かった。いつもなら億劫がるところだが、一キロほど車を走らせあとに、私は集落の路肩に車を止めた。虹はカメラフレームに写り込み記録された。流...
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成功要因をストーリーにしない

二〇二一年秋のブリードはキセキ的な数字を叩き出した。オオクワの産卵頭数はベストシーズンの春を上回る数値になった。はっきりとした要因は分からない。思い当たる節はあるが強引に論理立てして成功要因を作り上げないようにしている。 コロナ禍の二...
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転んでもただでは起きないⅡ~キノコ発生編

またもミスがあった。実験で使ったクワガタ用菌床は六カ月以上も棚に放置されていた。キノコは袋のフィルター部分から外へ伸びていた(写真1)。この期に及んでは菌床を無駄にするより、キノコの発生実験で少しでも傷跡を残そうと決めた。 前置きをし...
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いざ、二〇二二・ブリードシーズンへ

昨年は何をチャレンジしましたか。私はドローンに挑戦しました。昔は国内外を動き回る生活をしていたので、コロナ禍で空からの景色が恋しくなりました。写真は月夜野から遠くない沼田の河岸段丘です。段々に見える地形は片品川が流路を変えながら赤城山の...
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転んでもただは起きない~カワラ編

「発見はミスから生まれる。」なんて恰好をつけたいが、今回の事はただのミスだった。実験で仕掛けたカワラ一四○○㏄菌糸ビンは交換時期を過ぎても放置された。その結果、カワラ菌糸ビンは極限状態でどこまで耐えうるか知ることができた。 カワラ菌糸...
第9回ジオラマ写真コンテスト

【カブト姫を救え!】クワカブジオラマ写真コンテスト:エントリーNO10

かんばれ!!と応援したくなるような作品です!  作品タイトル『カブト姫を救え!』 作品ストーリー ノコギリクワガタ大王に捕らえられたカブト姫を救い出すべく立ち上がったカブオ。ついに最後の決戦の場所、のぼり木の渓谷まで大王を追い詰めた!両...
第9回ジオラマ写真コンテスト

【ゼリー交換の時間ですよー】クワカブジオラマ写真コンテスト:エントリーNO9

飼育の楽しさを表現した作品です!  作品タイトル『ゼリー交換の時間ですよー』 作品ストーリー 今日もこの時間がやってきた。クワカブの世話の時間だ。 ケースの蓋を開けて個体の状態、ケースの汚れ具合を確認する。 マットが汚れていれば交換して...
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